【大ファーマー物語】Vol.05



 皆さんこんにちは大ちゃんです。
 当農園の秋のメインイベントは待ちに待った稲刈り!!たった4畝(400  )だけど、農民目指して初めての自前田んぼの稲刈りです。楽しみだー!!
 しかし、この時期畑は夏野菜が終わり、冬野菜はまだまだということで案外暇です。そこで今回は私の住む山都町相川集落のPRとお世話になりっぱなしの先輩農家の御紹介をしてみようかなと思います。
〈山都町相川〉
 10年ぶりに故郷へ帰り1年半がたちました。私は信号もコンビニも無いこのド田舎集落「相川」を愛さずにはいられません。
まずは人がいい。みんな親切。特に近所のおじんちゃとおばんちゃは本に書いてない「相川の」畑仕事(種の蒔き時e.t.c.)を教えてくれます。そんな人ばかりだから集落の行事の後は飲み会が盛り上がり、私はいつも記憶をなくして道路で朝を迎えます。
 そして景色がすばらしい。その名の通り二つの川が合流する場所に集落はあり、どこへ行っても川のある風景。万年雪の飯豊山と川と田んぼの三点セットはいつ見てもナイスバランスな感じです。ただ見ててキレイなだけでなく、ミネラルたっぷりの九ヶ村堰の水、ナラの森の落ち葉などなど農業資源のとても豊富なここ相川です。
 農産物の販売という点でもこのド田舎っぷりが都会の消費者の心をひきつけてくれるのではないかと期待しています。
〈先輩農家〉
 農民を志してからは様々な人にお世話になりました。山都町は有機農業が盛んで、地元の方、Iターンの方がそれぞれに特徴のある農業をしています。
 その中でも私の御師匠様ともいうべき大江さんはその道30年の有機農家です。始められた当時は農薬化学肥料全盛、「有機」なんていう言葉誰も知らない時代です。有機農家の仲間もいなければ、関連書籍も無い中でその苦労は想像も出来ません。もし自分がその時代に生まれていたら今みたいに喜んで農家になりたいなんて思わなかったんじゃないかなぁ・・・。
 大江さんの農法は土つくり命です。土の中の「微生物」とその活動である「発酵」を非常に大切にしています。人間には微生物は見えません。だから匂いや温度、感触など五感で自家製肥料の発酵の進み具合や土の状態を確かめます。有機栽培の醍醐味だと思います。私も初めて作った下草堆肥が発酵して湯気が上がったときはメチャクチャ感動しました。そんな微生物の育てた大江さんちの野菜は最高にうまい!!負けたくない!!
 農業は見えるものも見えないものを相手にするんですから一生飽きずに楽しくやっていけそうです。



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