【大ファーマー物語】Vol.12

こんにちは大ちゃんです。ってなご挨拶も今回で最後。最終回になりました。

《パラサーの春》

田舎に帰ってきて三回目の春です。ネクタイなんかしてサラリーマンだった頃が遠い昔のよう。懐かしいなぁ。
一人前の農民目指してもがきあがくも、あっという間に時は過ぎ、結果もうすぐ三十路・・・。あぁ、現状、実家の寄生虫。パラサイトしてる30歳は「パラサー」か??くそーーっ!!
暖かくなり皆様にとってはワカバモユル春でしょう。しかし、バイトもやめて背水農民となったパラサー男にとっては種子代・資材代・生活費などなど出て行く金は言い出すときりないけど、入ってくる金はまったく無い地獄のような毎日なのです。これが夢にまで見た新規就農ってやつか、ハァハァハァしんどいぜー。
とはいいつつも、こんな状況は予想できたわけで・・・。当たり前だけど冬仕事の稼ぎを銀行に蓄えとくべきだったのだ。蓄えられたのは連日の飲み会によってビルドアップされた腹の贅肉のみ(食糧安保myself!!)。ハハハ、こまったもんだぜー。
毎月決まった収入なんて無いんだよ。新規就農の皆様、ご利用は計画的に!!!

《予定調和》
おみちびき!?農業しようって考え出してから、金はともかく人と環境にはこの上なく恵まれ続けていると実感するのです。
山都にはIターンで移住してきて個性的な有機農業をしているおもしろい人がたくさんいる。飲み会すると畑仕事好きな若者がウジャウジャと集まったりするようなすごく珍しい地域だ。俺が村を出た十数年前には想像もつかない状況。その上もともと地元で30年以上有機農業しているパイオニア的な存在の方もいる(俺のお師匠様大江さん)。とにかく会う人会う人すごい人ばかりだ。
親戚の協力で広い畑も作業小屋、堆肥場も無償で借りることが出来たし、両親だってまだまだ現役。理解ある消費者も応援してくれる。
ここまで条件揃えて貰って、俺が農業しなかったら誰がやんの!?ってな意気込みでやってるんです。採れた野菜をみんなに食べてもらって恩返するしかない。気合入れんぞぉおお!!!

《あとがき》

連載の機会下さったチャーリーさんありがとうございました。つたない連載でしたが読んでくださった皆様ありがとうございました。いつか立派な農民になりますので応援よろしくお願いします。

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